穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

KATO 1-316 EF65 2000 を加工する Ver.1

EF65 2050号機の暫定完成

 現在での現役最若番マシンということである2050号機。PS17搭載マシンでしたが、いつの間にかPS22Bに交換されていました。

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 サウンド化は来年度の事業にしまして、今年度は形態を再現する手入れのみにします。従って、手すりの固定はせず、差し込んだままにしていますので、フニャフニャになっています。仕方ありません。

 さて、2050号機は本来のPF機の特徴であったブレーキ関係の配管が悉く機能停止処置がされていて、BP管のみが生きた一般貨物専用の状態になっています。現行ではBPは黒塗装のようですので、写真を参考に根元以外は全体を黒にしています。それ以外のアングルコックは撤去した状態を再現。灰色塗装のままです。

 カプラーはケーディーの#58に交換し、別途シリコン系塗料で灰色塗装にしました。多少は耐久力があるかどうか・・・。

 ワイパーは、ウィーンのマナートラムで効果抜群だった染Qのメッキ感覚仕上げのシルバー塗装。太いパーツなんですが、塗装したら雰囲気が変わりました。

 ナンバープレートはボナのエッチングパーツ。ジェイズ(アサヒペン)のJR貨物ライトパープルを吹いてから、磨き出しをしました。3Mの両面テープで仮固定してあります。

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 下回りは、スカート、台車共にいったんパーツ単位にバラして、砂箱などの付属パーツ類を取り付けしてから、染Qのミッチャクロンを塗装後に灰色塗装。今回は他の色差しはしていません。

 避雷器はいったん車体から外して灰色塗装。防護無線アンテナと取付座も、別途それぞれ濃淡の灰色を塗装してから車体に取付しています。笛は耐雪カバー付きですので、ジェイズのJR貨物ダークブルーを塗装してから取り付けしています。信号炎管も根元部はブルーですので、塗装してから取り付けします。

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 側面のナンバープレートも前面と同様ボナ製。製造所銘板は、2050号機は東洋電機/川崎重工ですので、製品の付属パーツは使えず、レボのエッチングパーツを流用。青塗装品でしたので脱色後、ライトパープルを塗装してから磨き出ししました。

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 屋上の車体は手入れをせず製品のまま。付属パーツは電線部分を黒塗装、端子部分を銀塗装してから車体に取付しています。パンタグラフは製品を塗装して流用。側面のMCドア脇の手すりのみ、塗り分けが必要なので、付属パーツの白の手すりを使用して、ミッチャクロンを塗装後にライトパープル→ダークブルーの順番に塗装しています。

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 製品には、既に区所標記が「新」となっていましたので、そのまま。MCドア上の梯子掛けの手すりは、実機は既に撤去してありますが、この製品は流用品でそのまま再現になっていましたので、付属パーツを取り付けておきました。穴埋め加工は部分塗装が伴うので、今回は見送っています。ちょうど三角表記が接近しているので、尚更いじりたくない状況でした。

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 助士席横の固定窓のところには、後付け冷房装置の排気用のルーバーが取り付けられていますが、この製品は流用なので再現されていません。後付けでパーツを考えなければなりませんが、サウンド化の時に同時施工を予定しておきましょう。

 後部標識板掛が車体のモールドになっています。本来は足掛けの先端側に取り付けられていますが、製品構成の都合上車体側にモールドされていますので、車体と一緒に青く塗りこめられてしまっています。一応存在感を示すため、表面を白く色差ししておきました。

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 ということで、とりあえず暫定的な完成に至りました。これでも一応デジタル運転ができますので、今年の運転会はこの状態で過ごすことになりそうです。