穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Tomix HO-141 EF510 500 ’カシオペア’  その5

電飾ヤロー

 さて、トミックスの電機は前灯しか装備されていませんので、今回は尾灯とハイビームを装備することにしました。

 先ずは動力側に基盤を設けるように改造し、追加のLEDは秋葉原仕込みのリード線付きチップLEDを使用してみましたが・・・

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 このポリウレタン電線なるもの、取り回しが非常に扱いづらいシロモノで、とても不器用な穂のでん坊やには作業継続が無理なシロモノでありました。折角実装したけれども、全部撤去。光り物は全自作ということになりました。

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 まずはペラペラなユニバーサル基盤を、収納サイズに合わせて切断。この時はまだ未練がましく従来のリード線を使用するような気もありましたが、この後撤去。

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 チップLEDを使用しますが、耐熱電子ワイヤを使用します。単心電線なので、形状保持できます。もちろんユニバーサル基盤の配線にも使用できます。チップLEDのはんだ付けも慣れてきました。

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 で、結果としてこんな配線に仕上がりました。実はこれはダメであることが後に判明。ESUの21MTCデコーダでは、AUX出力が足りないことが分かりました。てっきりPIKO仕様と同じかと思っていたら、そうは問屋が卸しませんでした。

 AUX1~4出力で尾灯の入換点灯とハイビームまで機能できるような回路にするには、トランジスタを追加使用しての回路構成を必要とし、現段階で抵抗値とトランジスタ選定の組み合わせ検証中で間に合わなくなるので、このマシンの完成は仮の状態にすることにしました。

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 車体側には、前灯に相当する部分には銀色で反射できるよう色を挿しておき、尾灯と前頭のエリアはポリウレタンフォームで完全に区画分けしておきます。また前灯レンズの下部は開放状態なので、黒プラテで遮光しました。もちろん経年対応が良好な3Mのテープを使用します。

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 車体を被せてみると、更に拡大した穴との位置関係はこんな感じとなります。車体を被せるだけでもスピーカから聞こえてくる音質が変わります。

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 屋根を被せる前に、光り具合を確認します。充分です。

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 屋根板を被せると、デコーダとスピーカの一部だけが見える状態になります。スピーカら2個もありますので、結構な音量です。

 

・・・次回へ続く。