穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Tomix HO-141 EF510 500 ’カシオペア’  その4

塗装作業

 細かく分解して、塗装工程に移る前の下拵えをしてから、その場所の塗装をします。

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 前面下部オオイは手すりがモールド表現でしたので、削り取って真鍮線で再現し直しました。金属プライマーを筆塗りしておきます。

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 雪カキパーツの側面には空調室外機が表現されていますが、このように見える部分は別パーツになって塗り分けしやすいことが分かりました。網目なので個人的な見解でSUS色塗装にすることにしました。

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 で、付属パーツも含めてベース色はスプレーで吹きました。この後細部は筆塗りで色差しということになります。

 ホースパーツを白に塗装したのは、黒地のままでABSに白の色差しでは下地が透けるので、きれいに塗装するのが難しいためです。その代わり灰色や黒色は白地にしておいても後からの色差しがしやすいので、効率重視の結果です。

 MRコックが白塗装なので、それを映えさせるためのテクニックになります。ホースは黒なので、当然メーカとしては面積が広い部分を無塗装前提のパーツとして黒色にするのは仕方が無いのですが、手入れマニア泣かせです。

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 車体側は、大きく穴を開けました。更にこの後穴の拡大をしています。ただ、重要なのは車体の3か所の穴を繋げて1個にしてはいけません(屋根は当然見えてしまうので、これ以上はあまり大きくしない方が良い)。それは車体の左右の連結が離れてしまう部分が増えて、動力ユニットを爪で車体と保持する力が弱まる(車体が拡がりやすくなる)からです。また屋根も外れやすくなってしまいます(多分)。

 パンタグラフは、この時点で既にイモン製に交換しています。ガイシは製品のプラ製を再利用しています。

 

・・・次回へ続く。