デコーダはOKです
メルクリン社は、玩具メーカだったのがそもそもの創業。とある時から鉄道模型に目覚めてしまって、底なし沼ズブズブ状態になってしまったわけです。
ということがあって、今回のデザインは創業の本業である玩具関係のイラストがデザインになっているのです。
ゲッピンゲンという南西独逸の田舎町で、今も操業しているわけですが、ドイツ国内でモノづくりを続けていてもコストが高止まりになってしまうため、今や東欧地区や中国で実質的なモノづくりをしています。
ところで、メルクリン発売の3線式となると、せっかく特別のサウンドが入っていても、DCCではファンクションの制約がEcOS以外ではありそうですが、このマシンでは心配は不要でした。
mSD3デコーダが搭載されているようで、CS2で設定をしてみたら、DCCでのフルコントロールも可能なことがわかりました。単純にヨカッタヨカッタと思いました。
もうmfxオンリーで商品を発売しようなんていうガラパゴス思想では、モノが売れない時代になりました。それはどの市場でも同じ。
日本はなぜか島国根性が根底に残っている部分もあるので、ガラパゴスが大好きな勢力が未だに大きいのですが、それで生き残ろうと思うのは無理。国内だけでチマチマ生業をしているだけなら、それでも成り立つのかもしれませんが、資源が無い国柄、そんな世界観は成立しません。
というわけで、鉄道模型界もデジタルについて本腰を入れなければ、輸出もできないのです。まあ、それでも良いのかもしれませんが、ジリ貧でしょうね。