穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

メルクリンのVectronでちまちま

完成す

 さて、午後になってようやく家事をおわらせ、うだるような暑さの中でベクトロンの手入れを続けました。

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 3線式仕様の動力ユニットです。TRAxxのホビーとは異なり、フレームが板曲げ材に成り下がってしまっています。40年くらい前のメルクリンのような感じです。

 車体も屋根が樹脂製になってしまったので、重量が不足気味になるため、このように前後のライトユニット後部にウエイトを積載しています。

 ハイビームは装備されていませんが、回路は準備されています。LED,抵抗の増設工事と配線の新設で、ハイビーム対応が可能となりますが、今回は見送りました。

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 台車はTRAxxと同じ構造で、車軸はギア付きプラなので、3線式では両サイドの集電板を配線で接続しています。この接続を除去して、それぞれの集電板から基板のポジションに接続し直しすれば、2線式化は完了です。もちろんシューは撤去です。

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 1エンドのダミー化のため、カプラボックスを外しますが、なんと雪かきやバッファユニットは、板に接着剤併用で取り付けられています。マイナスドライバーを隙間に差し込んで、じわじわっと外す必要がありますが・・・・

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 なんと左のものは、接着剤の量が多かったようで、完全にボスが折れてしまいました。

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 まあ、仕方がないので、穴を開けて丸棒を突っ込み、少し太めのボスで復活させました。

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 車体の鋳物も若干薄め。ホビーでの費用削減のためか、TRAxxよりもかなりケチケチな構成。もちろんTRAxxでは前面の手すりは線材で別パーツでしたが、このベクトロンはすべてモールド表現になってしまっています。

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 それでも、パンタをピコのベクトロン用に交換すると、結構見栄えが良くなりました。

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 下回りとドッキングして完成です。