穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

その混結を編成にす

ちまちの成

 さて、そのもうひとつのエメラルドが、漸く手入れのメドがたってきました。

 トミックスは側面方向幕のシールが添付されていないので、それを別途準備する必要があるのですが、プリンタの調子が悪いので、暫くお預けになります。

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 ちまちまの理由が明快です。黄色い3両は、前もって発売時に入手しておいたものですが、それ以外の3両は、ここ半年ばかりは中古屋にたくさん流通しているので、ちまちまの成果物になります。

 で、黄色3両セットに付属している車番インレタは、ちょうどこの編成のものが用意されているんですね。従って、黄色に塗装変更された後の編成を再現するにはもってこいなのですが、この混結時代の再現では黒インレタは使えないので、白インレタを準備することになります。

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 この編成は、川崎方から

 Mc103-55 M'102-154 T103-359 M103-321 M'102-477 T'c103-510

となります。後にTが103-311に差し替えられたのは、以前紹介した通りです。

 さて、この編成において、以前から在籍していた黄色い3両は、転入後に暫く使用されてから入場で塗装変更される際、特別保全工事が併設され、その際に鋼鉄製の側引戸からSUS製の側引戸に交換されました。新しい側引戸ですので、窓ガラスがHゴム固定方式から、当時新造されていた201系と同様の押エ金方式になりました。このモデルでは、そこまでの手入れはしていません。

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 それでも、103系の当時の雰囲気は結構出ていますので、これで良しとしましょう。車端部の空気管3管のコック色差しをしても良さそうですが、全体的にポジションが下がり過ぎているので、目立たせない方が良さそうです。

 この時代の特徴であるB型受信器を胴受けに付けたいですが、面倒なので止めました。

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 どういう訳か、この2012年くらいの製品のTNカプラは、白く粉が噴くようなんですね。拭き取れば元の黒に戻りますが。

 

・・・次回へ続く。