少し地味な存在
147型は、少し目立たない存在です。
今までのシリーズの派生新型という位置付けからなのか、少しずつの増備になっているからか、それとも貨物機としてのVectronが結構派手に増備されているからなのか、理由は様々ですが、いつの間にやら旅客用として少し登場した感があります。
まあ、旧型機の更新も一巡して、いよいよ70年代後半から80年代にかけて作られた101型や151型、または143型の置き換えという段階となると、それほど大量に増備する必要もないからでしょうか。
マシンとしては、スリムな車体に、ラッピングを考慮した板の着脱が容易な側板構成という、少々凝った側板構造にしてしまったのが難な部分もありますが、それ以外はまあそれなりにデザイン的にも多少は曲面を用いるようになったというところでしょうか。日本と同様、コストダウンを狙った段階から、少々揺れ戻しが起きた状態になっているというところに落ち着いています。
それにしても、モデルでも側板構成が2種類製品化されるのは、面倒なことでもあります。このブログの最初期に登場したのは187型。
DBのロゴも入っていない試験走行時の状態が早くも製品化されたものであります。結局同じようなマシンであっても車体は異なる製品になってしまいました。
発売を急いで良い場合と悪い場合と、色々あります。
・・・次回へ続く。