行先を決定す
方法が確定したら、本番の行先表示を作ります。ネットで旅客運用の画像を探してみると、ほとんどがゾンネベルクが行先表示になっているものばかりでした。
ニュルンベルグやバンベルクが、昔から駅としては日本でも知れ渡っていますが、なぜネットに出回っている画像では、ほとんどそれが見当たらないのか不思議です。
でもゾンネベルクは、この製品のメーカであるピコの本拠地であることから、この製品ではゾンネベルクが行先表示になっていることが、使命なような気もしてきました。そこで、作ったラベルはこちらになります。
文字部分は、LED表示が明るすぎると色が飛ぶことも考えて、黄色印刷のものを採用しました。レンズより一回り大きく黒部分を覆うように貼るのがポイントで、光漏れが防げます。
装着しますと、文字は目立たない状態です。
点灯すると、うまい具合に浮き上がりました。もう少し黒の透過率が下げられれば良いのですが。更に文字が小さくても良いでしょう。
LEDの明るさを暗く調整しても良いでしょう。
そこで、出力値をCVで変更してみますと、
少しだけ効果があったようです。でもスミの方が少々暗め。両立は難しそうです。
でも、ハイビームと行先表示器が機能するベクトロンは、新たな魅力になります。
・・・おしまい。