基盤を読む
今回の目標は、メルクリンのマシンを手入れした時と同様に、光り物の機能を追加してみましょう、ということでやってみるか、ということにしておこうと、安易に決めてしまいました。苦労することはさて置いて。。。
では実装する部品が何が必要か、を決めるために、基板がどこまで準備してあるか、ということを調査しなければなりません。
中央基板の前後には、はんだ付け用ターミナルが準備してあります。印字が横にありますので見てみると、Plux22にあるAUX出力の1~7が全部用意されていました。前後のライト用基板には、ハイビーム用のKW2と行先表示器用のKXがターミナルとして用意してあります。当然対応する中央基板にも、前後にそれぞれ準備してありました。
つまり基板同士は、そのターミナル間で配線をつなげるだけで済みます。
ライト側の基板には、LEDの装着ポジションと、抵抗とダイオードの装着ポジションが準備されています。ダイオードのポジションはF+と接続する位置になっていましたので、回路保護用の用途となります。デコーダを搭載して使用する場合は、必ずしもダイオードは必要性は高くないので、はんだ付けの面倒さを考慮して、こちらはLEDと抵抗だけを装着することにしました。
さて、中央基板のKW2とKXのターミナルが、どこへ接続されているか、基板を外して裏も含めて解読します。たどっていくと、1エンドのKW2はAUX3、2エンドのKW2はAUX4に接続されていました。テスターでも確認します。ハイビームの実装については、単純回路であることが判明。中央基板側に新たに追加する必要がある部品は無しです。
ということで、今回は行先表示器が無いマシンでしたので、基板に実装するLEDと抵抗を調達するだけ、ということになります。
・・・次回へ続く。