機能強化を模索する
さて、入線していたのは購入時期の都合により、在庫のあった3線仕様の製品となりました。
車輪を交換する前提なので、今回は3線式であっても全く問題なし。2線式の購入に対してデコーダが付録してくる、という程度の認識で良いのであります。
車体を外してみると、Plux16ピンの比較的小さなデコーダが装着されていました。CV値を確認してみると、Uhlenblock製のデコーダであることがわかりました。結局ESUのLokSoundデコーダの供給を受けながら、従来品のデコーダを委託していた同社との関係は、未だに続いている、ということですねえ。しかし、同社は今年も新製品のサウンドデコーダを発売予定としていますが、仕様がピコで発売予定としているSmartdecoder4.1程では無いようですので、また違うメーカとの付き合いを始めるということなのでしょうか・・・?
閑話休題、いつもながらプリント基板を眺めてみます。
中央の基板には様々なターミナルが準備されています。実装されているデコーダはPlux16ながら、Plux22も実装できるようになっており、更にその空ピン部分にも基板のパターンが接続されています。
前灯の基板を眺めてみます。空ポジションがたくさん用意されています。
ふと車体側の内側を眺めてみると・・・・・・。
!!。 しっかりと導光用のパーツが装着されているではないですか!
結局、ハイビームと行先表示器(本チェコマシンは実機に搭載されていないので、モデルでもありませんが)用に使用するためのLEDを装着できるポジションが準備されていますし、当然基板のパターンも準備されています。
つまり、部品さえ調達すれば、いつでも機能が再現できる、というわけであります。
・・・・次回へ続く。