中古機の手入れは様々
中古機は、様々な状態で販売されています。
このマシンの場合は、こちら側の前面窓下の手すりが、すべて落失した状態でした。真鍮線を使って復元します。ワイパーが無事だったのが何よりです。
走行経歴は、それほどでもなさそうで、足回りの手入れは劣化したゴム輪の交換程度で済みました。屋根上はパンタの舟やホーンが微妙に変形していたので、それぞれのパンタをラジオペンチなどを用いて修正しました。これは少しずつ変形させたり、上げ下げして曲がり具合を見ながらの現物調整になります。パンタの調整は、現物勝負ですので油断や焦りは禁物。じわじわっとするのが一番。
それ以外は、特に目立った損傷もなく、手持ちの8Pデコーダを搭載して手入れは終了となりました。走りは快調です。
地味な存在のマシンになってしまいましたが、貨物列車の牽引では大活躍中です。穂のでんでも地味に活躍が期待できます。
・・・おしまい。