穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Märklin 34370 DBAG BR101 "ADtranz"  その2

綺麗なボディ

 メルクリンならではの鋳造ボディは、シルバー塗装により精巧な出来が強調されます。

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 一時期、プラスティックボディに移行した時期もありましたが、この101形では当初から鋳造ボディであり、昔の大雑把な出来のものから一線を画しています。

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 さて、今回はチマチマと手入れをしました。側のカウルはプラ製の別付品ですが、樹脂素材のままの色なので、ジャーマングレーを再塗装してツヤケシにしました。車体の塗装と風合いが一致して、効果的です。ついでに何となく錆びっぽく表面がざらついていた、下回りの鋳造品もDCC化する際に総バラシして、同じく塗装仕上げをしました。

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 メルクリンは樹脂に少々弱いのかもしれませんが、90年代の製品はすでに黄濁してしまうものが多いようです。このマシンも前面窓と屋根上のガイシが黄濁しかかっていましたが、前面窓は多少磨いたら改善しましたので、紫外線シャットのクリアを吹いておきました。屋根上のガイシは白塗装をしています。

 サウンドの搭載は見送りましたが、これで再生工事は終了となります。

 

・・・おしまい。