穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Märklin 34370 DBAG BR101 "ADtranz"  その1

宣伝モデル?

 メルクリンがお得意とする、実車が存在しないお遊び製品のひとつです。

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 シルバー主体の車体は、後のメトロポリタンを彷彿させますが、あくまでもこの製品はメルクリンが偶にやるシルバーモデルの一端かと思います。

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 本製品はデルタ仕様のみの発売だったため、本格的なデジタル化への改装が必要となります。定石であるモーターの交換と基板の設置を行いました。今回は折角ですのでハイビーム機能も追加しました。もちろん灯具はスペアパーツの取り寄せです。

 LEDへの配線は、AUX出力を使用しますのでCRDを噛ましてあげる必要があり、秋葉原調達の基板を流用して実装しました。

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 お遊び製品ですのでメルクリンの特徴を残すことが必要。パンタグラフは交換しません。ただし経年による劣化が目立っていたので、ニッケルめっき部分は磨き上げ、黒めっき部分は黒塗装をして、シルバーモデルらしさを強調するのと、この90年代後半のパンタ製品の特長両方を維持させることにしました。

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 1エンドのダミー化は、穂のでん標準の改造を実施。あとは経年劣化をしていた部分の復元手入れ(主に再塗装)を行い、手入れは終了となります。

 

・・・次回へ続く。