穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

ウィーントラム Manner車のお手入れ編 その3

車体を分解す

 特別製品なので、博物館で販売されている状態よりもレベルアップ部品を使用したものになっています。

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 ふと、天井のモールドに丸い物体があるのに気づきました。以前は見過ごしていましたが、抜けている部分もあるので、イロイロ想像をしてみると、抜けている部分は前面のヘッドライトが寸法的に合致して、その部品がモールドされていたということになります。ということは、残っている部品は、ヘッドライトの上に取り付ける栓受けということです。

 アンテナが片方折れて無くなっていいたので、プラ棒を使用して復元します。

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 プラ接着剤で付けてみましたが、十分なようです。塗装後に本来の長さに切ります。

 パンタグラフは、船のホーンの形状を実車に近いものにします。ちょうどロコの90年代初頭の機関車用の古いパンタが交換後のストックとして保存してありましたので、その上半分を移植しました。

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 交換したパンタは、捨てるのではなく、このような場合に役に立ちます。前回の場合は淡路町のお店で求めたゾマフェルドのトラム用に交換してしまいましたが、今回はこのように改造を加え、実車と同様のシルバー塗装としました。モデルのオリジナルがめっき品だったため、塗装も染Qの「メッキ感覚」のシルバーにしました。

 

・・・次回へ続く。