どこまで突き進むか?
新製品が発売されるたびに、レベルアップされるピコマシン。
パーツの装備具合は、ロコの改良製品と同等、場合によってはL.Sに迫る勢いと言ってしまっても過言ではないかもしれません。それでリーズナブルな価格帯。どうしたものでしょう。
この製品は後期型をベースにしているので、角形バッファの装備になります。でも簡単に取り外しができるので、当然丸形を装備した前期型への製品展開も可能です。笛がとても小さい感じがしますが、これが実際のスケールかもしれません。
屋根上の作りも、明らかに変わってきています。
パンタグラフは後期型のため、シリンダを本体に取り込んだSBS81が新規に製品化されました。103型はパンタシリンダが車体設置のためSBS65です。もちろんこのマシンも、SBS65型を装着可能な構造になっているため、車体側のパンタシリンダ取り付け部分は準備工事になっていて、エアホースのみが取り付いています。これも前期型の製品展開が容易な構造です。
ランボードはエッチングパーツ。またブロアのルーバーが非常に繊細なエッチングパーツで、これはスゴイです。指で触れるのが怖いくらいです。また特高配線が軟質プラ製。金属線での表現ではないので、強度的な不安がありますが、ガイシの取り付け部のバー状態がしっかりと表現されていて、新造車の再現では色差しでメリハリが増しそうです。
上から見下ろしても、しっかりと表現された状態なので、これは他メーカーの従来製品とは、明らかにレベル差が出来ました。
これは大変です。
・・・次回へ続く。