穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 51840 DBAG 111 193-9 Ep.6 その2

どこまで突き進むか?

 新製品が発売されるたびに、レベルアップされるピコマシン。

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 パーツの装備具合は、ロコの改良製品と同等、場合によってはL.Sに迫る勢いと言ってしまっても過言ではないかもしれません。それでリーズナブルな価格帯。どうしたものでしょう。

 この製品は後期型をベースにしているので、角形バッファの装備になります。でも簡単に取り外しができるので、当然丸形を装備した前期型への製品展開も可能です。笛がとても小さい感じがしますが、これが実際のスケールかもしれません。

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 屋根上の作りも、明らかに変わってきています。

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 パンタグラフは後期型のため、シリンダを本体に取り込んだSBS81が新規に製品化されました。103型はパンタシリンダが車体設置のためSBS65です。もちろんこのマシンも、SBS65型を装着可能な構造になっているため、車体側のパンタシリンダ取り付け部分は準備工事になっていて、エアホースのみが取り付いています。これも前期型の製品展開が容易な構造です。

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 ランボードはエッチングパーツ。またブロアのルーバーが非常に繊細なエッチングパーツで、これはスゴイです。指で触れるのが怖いくらいです。また特高配線が軟質プラ製。金属線での表現ではないので、強度的な不安がありますが、ガイシの取り付け部のバー状態がしっかりと表現されていて、新造車の再現では色差しでメリハリが増しそうです。

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 上から見下ろしても、しっかりと表現された状態なので、これは他メーカーの従来製品とは、明らかにレベル差が出来ました。

 これは大変です。

 

・・・次回へ続く。