車輪の交換は面倒だ
さて、今回最大のお手入れは車輪4軸とも交換する作業です。この作業のためには、外から見える台車構造の部分を外すことになります。日本型のNゲージと似たような構造ですが、外すためにはいったん動力台車全体を車体から分離しないと、ドライバーを差し込める部位にアクセスが出来ないのです。
そのため、ウエイト枠の上部に装着されているプリント基板やプラの基板を取り外します。コード類は外さないでもずらせます。この時についでにスピーカを装着してしまいます。
そして、台車ユニットの上部の写真に示す灰色のケーブルクランプみたいなものを、マイナスドライバーを突っ込んで外します。
これにより、台車が下側から抜けます。
こんな感じで、ユニバーサルジョイントの軸も自然に抜けます。ケーブルは外さなくても作業可能でした。
台車前後の部分にマイナスドライバーを突っ込んで、台車枠を外します。すると、こんな感じで車輪が外れます。交換前のホビー状の車輪と、新たなパーツの車輪を並べてみました。やはり見栄えは随分と違いますが、どうなんでしょう。
このマシンでは軸は金属になっていました。ということは3線式のモデルを購入してしまうと、絶縁車輪に交換が必要、ということが想定できます。
さて、比較を。
左側が車輪交換後の状態、右側が交換前の状態です。光の当たり具合にもよりますが、それなりに差が出ます。
・・・次回へ続く。