シールをベタベタ
日本のモデルの悪いところは、組立後にデカールやらインレタやらシールをベタベタ貼りまくる作業が必須というところです。
そういう作業は欧州のモデルでは、最近ほとんどありません。レディメイドが前提であり、車両番号に日本ほど固執するマニア層が少ないのか、特定番号のモデルを少しずつ発売する販売形態だからなのか、理由は様々でしょう。
結局、組み立てて楽しむBトレであっても、組立後のシールをペタペタ貼る作業は、かなりの手間であり、これが中年以降のモデラーが箪笥の肥しにしてしまう一因にもなっています。
老眼で、手元も怪しくなってきている中で、このような小さなNゲージサイズでピンセットなどを駆使して作業をやらせること自体、企業目線で考えると労働問題になりかねません。それを消費者に押し付けるのは、とてもおめでたい商売であります。
と、文句はタラタラあるけれど、何とかシールを貼り終えて完成。
今回は実に手間のかかるモデルでありました。
・・・おしまい。