穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

矢向電留線にて その4

たまにはモノクロで

 大学に入ると、鉄研中井精也先輩の指導の下、工学部の暗室で全紙サイズや半切サイズの白黒プリントを自分で焼くということを覚えました。

 それに伴い、当時のモノクロフィルムのブランド品の代表でもあったコダックのTRY-Xを使用して、あちこちと写真を撮りに回りました。

 矢向の電留線で、その時期に被写体となったのが、101,103,205系です。

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 まだ101系も活躍していた時期は、イケから転入してきた高運元ATC車の編成が2本だけ活躍していました。こちらはTc347。珍しく行先表示が白くなっていますが、実は回転途中。その後「川崎」を表示します。昼下がりの時間帯ですが、なぜかパンタグラフが上昇しています。何故かというと、

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 こんな感じで仕業点検中だったわけです。運用の都合でナハ構内で点検できない場合は、このようにココで点検することもありました。

 改めてみると、この時期は引き上げ2番には、変な所に停車目標があったのですねえ。この時代、そんなところまで気が付かなかったでした。