穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 51804 DB 112 501-2 Ep.4 その3

張り上げ屋根のツヤ

 手入れは簡単で、すぐに走行準備状態になりました。

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 前灯、尾灯は別パーツのはめ込みのようです。これだときれいに塗装が印刷できます。DBプレートは、しっかりと別パーツ化となっています。これだけでもロコやメルクリンの印刷とは差別化されていますが、この形態では初めてワイパーアームが別パーツ化されました。不自然さが無く、良くガラスにフィットしています。

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 バッファーカバーも別パーツですが、車体のRに綺麗に沿っています。ロコのようにジャンパ栓がこのカバーと接触しないよう曲げるということはしていなく、実車に忠実?であります。実車はケーブルがすれて黒塗装が剥げていましたが・・。

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 屋上の特高機器類も、しっかりと表現されています。新造の証の赤塗装が銀屋根に映えています。

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 裾のクリーム帯も、穂のでん特製品とは異なり、細く印刷されていて、引き締まっています。

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 銀色塗装をした放熱管が、良く目立ちます。効果抜群です。

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 側面のDBプレートも別パーツです。ルーバーもしっかりと通風部と飾り部が分けられているよう、深さの違いで表現できています。このあたりは穂のでん特製のルーバーと作りの思想は同じです。

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 正面の丸み感は、なかなか再現が難しいE10.3ではありますが、かなり端正に出来ている気がします。このあたりは最後発製品ならではの出来なのでしょうか。

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 ロコのような台車間の床下機器スペースにデコーダを載せるような構造にもなっていないので、実機同様のスッキリ感が出ています。やはり後発の強みでしょう。

 

 ということで、穂のでん特製品とは異なり、随分と洗練されたE10の最終増備グループが整備完了、同じスタイルの2機がTEEの客車で共演することになりました。

 

・・・おしまい。