穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 51804 DB 112 501-2 Ep.4 その1

折角の装備が・・・

 ブルーのE10.3原型マシンはロコのものが入線しているので、今春発売されたPIKOの新製品は入線していません。よって原型構造のモデルは今回が初入線となります。

 この最終増備のグループ原型の製品は、2線式はアナログマシンのみの発売となりましたので、自分でサウンドデコーダを搭載する必要があります。早速ボディと下回りを分解しました。

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 なんとスカートは下回り側の装着。先頭部はダミー化用のオプションパーツが付属していますので、後ほど交換となります。

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 昨日の画像の再掲載となりますが、ボディとの合いが絶妙です。

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 基板を見ると、先に入線したEp.5仕様のマシンと同じ。中央部に機関室用灯具のLEDが左右2個、単位スイッチのスパークを再現するLEDが1個装着されています。

 機関室用はLD5,LD6とパターンに印が、スパーク用はLD7となっています。この基板には上部前灯と運転室灯が前後にそれぞれ1個ずつ準備されていますので、合計7チップのLEDが装備されていることになります。

 それにしても、この基板を見ると、使われていない拡張用の回路がたくさん準備されています。これがフル装備される状態では、どのようなギミックが楽しめるのでしょう。現段階ではその全貌が全く不明ですが、このパターンを設計した段階では、既に装着品の設計も出来ていないと準備できないので、この基板は将来的なピコの野望を予感するものでもあります。

 さて、走行時はどのようなものになるか、基板の見える状態で運転してみました。

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 スパークした時の状況は、写真ではなかなか撮れないので、ビデオキャプチャーです。左右の機関室灯とスパークが点灯した瞬間の部分です。スパーク用のLEDは白、それ以外は温白色です。

 でも・・・

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 原型マシンでは、モニタが完全に塞がれていました。フィルター部分くらいはボディに穴が明いていて、多少光漏れでも再現されるのか?という期待もありましたが、これでは折角のLEDのギミックが、全く外から見えない状況です。。。

 見えないところで、ピカピカやるということでしょう。

 

・・・次回へ続く。