Nゲージショウが無かったので
今年は銀座松屋の改装に伴い、昭和の御代から続いている毎夏恒例のNゲージショウが中止になってしまいました。そのためこの有明のイベントが今年最初のイベント詣りになりました。
さて、その中止の影響かどうかわかりませんが、今年は企業のブースも結構盛り上がっているような感じがありましたが、やはりレイアウトコンテストということもあり、大手KATOのブースはレイアウト用品などが主力。新製品は隅っこの方で少々展示されていました。
先週発売されたばかりの、今年の大型製品16番のクモハ12052は、早速展示。既に改造例まで展示してありました。穂のでんにも入線しましたが、カスタムショップ扱いのグレードアップパーツの発売が来週なので、そのパーツを用いて加工してから、このブログで紹介することになろうかと思います。
個人的にはナハの在籍が長かった053の方が良いのですが・・・・。
と言っても、クモルまで変身させるには、それなりの覚悟が必要そうです。ここまで化けるなら、自作したほうが早そうです。
さて、本題。
まずはチビに連れられ、今年の出し物を紹介される。去年よりも完成度が上がってきました。
昨年、北鎌倉駅を模したモジュールを展示していた、ココの学園の今年の出し物は、古都をイメージした空想モジュールに発展していました。叡山線にも江ノ電にもありそうで無さそうで、という雰囲気です。
このモジュールは、秋の収穫がイメージできるカラフルな出来栄えで、丁寧に植栽を工作していました。線路脇にも雑草があると、なお映えるでしょう。
池上線の戸越銀座がありました。実物はパナプレゼンツの照明が木目調壁面と融合し、夜景がきれいな駅に生まれ変わりました。
電球色のLEDとガラスファイバーを組み合わせて照明を再現すると、とても見栄えが良くなるモジュールに進化しそうです。
このようにシビれるオレンジ色のメトロがたくさんいました。玉電がいるので澁谷イメージでしょう。1500がレモンイエローなのは、ちょっと違う雰囲気。
さて、毎年入賞常連となったこの女子校のモジュール。今年もオーソドックスな仕上がりですが、細かく丁寧に作り込んでありました。見所が複数設定してあるところが、とても素晴らしいところです。
参道を見上げると、こんな感じ。ちゃんとしたコンデジで撮れば、もっと魅力的に写るでしょう。
このシンメトリックではない配置が、日本らしさを強調しています。
すぐ横にダムがあったり、ローカル駅は完全ダミーとしているなど、思い切りのよい配置も、脱帽ものです。よく見るとスイッチバックの駅です!
このモジュールは、とても丁寧な工作で、完成度が非常に高いものとなっていました。
それぞれの建物に、きちんと表情があるとともに、内部もしっかり作り込んであります。後ろの方に建物の図が印刷しているものが写り込んでいますが、しっかりと設計をしたうえでの工作だそうです。スゴイです。
そのような建物が複数配置されていて、それぞれ丁寧に作り込んであります。建物そのものが魅力であり、また風景がそれを際立たせています。
植栽も秋の紅葉を再現してあり、人形の配置も自然になっていて魅力がさらに増します。
このように、今年も色々なモジュールが展示されていて、紹介しきれませんが完成度の高いモジュールもかなりあって、見ていても、学生たちと話をしていても飽きない時間を過ごすことが出来ました。
さて、今年もチビのところは受賞できたようです。
メデタシメデタシ。
さて、再来週の模型ショウも楽しみであります。