客車列車に代わって
この車両は、従来シルバーリンゲなどが活躍していた列車の代替として準備されたもので、ドイツの各地区でお目にかかることができるようです。
この編成は比較的早番の3番。最近はDBも分社化されて、各地区の運転会社のロゴが入ったりしていますが、この編成が走る地区は南東独逸地区というメーカー標記。行先表示がマクデブルク中央駅ということで、旧東独南部ということになります。
連接式電車であり、且つ低床式ということで、登場当時は何かと注目の的でした。日本での連接通勤電車の導入は失敗に終わりましたが、欧州ではこの後続々と派生形式が生み出されていることから、種々の制約が日本と欧州では環境が異なるのでしょう。
パンタグラフは実物の寸法を忠実に縮小するよう努力したのか、かなりスリムに出来上がっています。少々操作が怖いです。
こんな感じで、いかにもブラバらしい製品の出来上がりになっていますが、走行系の耐久性は未だにわからず、果たしてどうなるのでしょう。
・・・おしまい。