穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

BRAWA 44606 DB Regio Südost 425 003-1 Ep.6 その3

久々の収納準備

 4両連接編成がバラせないということになると、そのままロコの423みたいに編成姿で収納することを考えることになります。

 製品の箱は使えませんので、新たに箱を準備する必要があります。といっても、こんな800mmの長さの編成を収納できる鉄道模型用の収納箱は、流石のイモンにも売っていないので、結局自分で作るか、箱メーカーに特注するかしかありません。

 ということで、今回は川越にある箱専門のお店に特注することにしました。

f:id:abebecchi:20170731204051j:plain

 断面形状は、イモンの収納箱とほぼ同一サイズ、長さは850mmとしまして今回4本注文しました。値段が張るので、装丁は廉価な色紙としておきました。

f:id:abebecchi:20170731204204j:plain

 毎度おなじみの体裁ですが、長さだけが極端に長~~いのであります。

 さて、これに編成ごとビニルや布でくるんで収納というのは芸がありませんので、楽に収納できる方法にしました。

f:id:abebecchi:20170731204331j:plain

 箱に入るサイズで、更に編成ごと箱に自走で入るよう、バルサ材で枠組みを組み、中にシノハラのレールを敷設してみました。

f:id:abebecchi:20170731204446j:plain

 走行用線路の先端に接続し、ゆっくりと走らせて収納します。この後、枠との隙間に布とCRスポンジで車体を固定し、両端の天板を持って箱に滑り込ませます。

 この枠と箱の隙間も、プチプチが入る寸法が確保できていますので、車体へのクッションは効くようになっています。

 蓋をする前に、天井のクーラー部分にスポンジの梱包材を置き(ずれないような形状に細工しておきました)蓋をすれば収納完成です。

 走行させるときは、この逆の作業をすればOK。

 これで収納は確保できました。

 

 なお、この特注箱は結構お高めでありました。

 

・・・次回へ続く。