屋根をつくる
エンドウのプラキットですので、よほどのことをしない限りは、そのまま組み立てれば完成します。今回はライティングを仕込みますので、それに伴う改造は組立しながら考えますが、まずは外観上の大きな手直しとなる屋根の改造をします。
キットの状態では、実車の屋根布の状態が表現されていませんので、ティッシュペーパーを用いて再現します。本来なら枕木方向に布の重なりが3~4本入るところも表現すればよいのですが、ティッシュは切断が結構難しいので、そこはあっさりとあきらめて、屋根布の状態を再現するのみとします。
2枚重ねのティッシュの1枚を剥ぎ取り、適当な大きさに切断して屋根板の上にかぶせます。中央の端のほうから順に、タミヤの速乾性サラサラタイプのプラ接着剤を浸透させ、屋根に接着していきます。施工中に少しずつ縮みますので、しわが発生しないように、まず中央を一気にやった方が良さそうです。
今回は写真の右側から順番に浸透させていってしまったので、左の手前側に少しシワが残ってしまいました。この状態で乾くのを待ちます。5分程度でOKでした。
次に周囲の部分を丁寧に織り込んで、接着剤を浸透させて密着させます。4隅は特に丁寧にします。乾燥後、不要な部分を切断し、下地が完成です。
・・・次回へ続く。