穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

ÖBB-Webshop ÖBB 1116 126-4 "Licht ins Dunkel" Ep.5

初代のラッピングモデル

 この"Licht ins Dunkel"という言葉は、墺太利の支援活動のスローガンのようなものだそうです。70年代から活動が続いているそうで、以前のSOS Kinderdorfと似たようなもののようです。

 ということで、バスや列車にもラッピングが登場ということで、タウラスには最初この126号機に初代ラッピングモデル車として2011年に登場しました。

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 そのような経緯ですので、当然のようにウェブショップからモデルが発売されることになりました。子供村のモデルとは違い、このモデルはRailAD社の製造担当となったわけです。

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 ウェブショップでは、同じデザインのバスのモデルも発売されています。ORFのロゴが描かれていますので、公共放送の提供によるラッピングということでしょうか。

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 青基調のタウラスは珍しい部類ですが、★のマークがあちこちにあり、華やかなデザインとなっています。

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 モデルはRailADの通常モデルとおなじ仕様。曲面や屋根の肩部への☆の印刷も綺麗に表現されていて、このような印刷に慣れているメーカーであることが分かります。

 といっても原産国は中国。今や鉄道模型の世界でも中国無くしては成立しない状況になってきています。

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 日本のプラ16番製品も、大手は韓国製のようですが中小のガレージ業者は中国製になっています。やはりコストと完成度のバランスを見ながら選択することになるのでしょう。オール日本製というのは、安価なモデルでは成立できないと考えても良いでしょう。あとは自作で頑張るというところでしょうか。