デコーダの書き換え
一応、21MTCピンのデコーダを使いたいがためにホビー用デコーダセットを用いて基板を交換しましたが、本機はサウンドマシンではなく普通のデジタルマシンとして使用することとして、mSD3は別機に流用することにしました。
ただ、サウンドの書き換えが、直接CS2を用いて今まで通り出来そうにないようだったので、メルクリンのHPから必要なソフトと思しきものをダウンロードしました。
mDecoderTool3なるものがそれで、それをパソコンにインストールし、他のmSD3用のサウンドライブラリーをダウンロードしました。サウンドは以前のmSDとは異なり、きちんと形式別に用意されています。ただこのファイルをUSBメモリにコピーしてCS2に差し込んでも、全然使えません。
いったんmDecoderTool3で、このサウンドファイルを読み込んで、必要な編集をしてから、「書き込み方法は3通り」が操作画面の右側で選択できるわけです。
実際の使用方法は、それを上手に解説する方が現れることを期待して、ここでは文章で簡単に紹介。
- CS2はホームネットワークに接続しておく。(穂のでんでは家庭内有線LANを設けているので、LANケーブルを直接接続しています)
- mDecoderTool3を起動し、CS2のIPアドレスを設定して認識させてあげます。
- 書き込みするデコーダーは、あらかじめCS2に認識させておきます。
ここまで準備しておくと、サウンドファイルを読み込みすれば、CS2からの書き込みが可能になります。書き込み方法は次の3通りが選択できます。
- 上記のように、パソコンからCS2を認識させ、CS2をレール等に接続してデコーダを搭載した機関車をレール上において、CS2の操作「ではなく」、PCのmDecoderTool3の操作画面で書き込みをする。
- Decoder Programmer なる製品をパソコンに接続して、書き込みする。(この製品を知らないので、具体的にはわかりません)
- パソコンに接続したUSBに、データを書き込む。(この書き込んだUSBをCS2に接続すると、従来と同じような書き込み方法ができるようです)
結局手間が最もかからない「1」を今回は使用しました。ツールソフトで書き込みを開始すると、パソコン上にも書き込み経過を示すウインドウが出現して確認ができますが、CS2の画面上にも従来と同じ表示が出て、状況を確認できます。別に時間短縮ができるわけでもなく、大して使用感は変わりません。
ということで、この経過の写真は撮っていないので、わかりづらい説明のみとなってしまいました。
この方法が正しいのかどうか知りませんが、別にマニュアルを見ることもなく、ソフトをいじっていると判りましたので、特にデコーダを壊すこともなく、焼き付け?は1回で完成しました。
・・・次回へ続く。