酷使されてナンボ
本日、関東地区は久々の恵みの雨となり、インフルの猛威が一段落付けばよいのですが、どうなるでしょう。
さて、その雨が降る前に、久々の野良作業をすること暫し。
色々な車両が行きかう様子を横目に、ひたすら作業に没頭。
さて、昨日横浜のランドマークタワーで出向きゲットしてきた東急3700.
昨年の8000系は並んで購入としていたわけですが、そこまでしなくても入手できたという状況。ことしのこの緑の電車は、購入年齢層が高いと考えられたためか、電車市場で予告されていた発売数も相当絞り込まれていました。
この車両、ひょっとすると名鉄マニアが大挙押し寄せて買占めしていく可能性もあるものなので、どうしたものかとも思っていたものの、結局2日目の夕方にノコノコ出向いて店頭をみてみると、相当数売れ残っている惨状。
さすがの赤電マニアも、比較的高価な価格設定に躊躇するのと、遠方まで買い出しに来れるような年齢層でもなくなってきているというところでしょうか。
さて、運輸省規格型というだけあって、戦後混乱期の大混雑を乗り切るために作られた車両群でありますが、この東急3700形は最後まで酷使されまくったような感があります。70年代の後半に、名古屋の名鉄に縁あって売られていき、通勤事情が非常に悪かった犬山線などの朝ラッシュで酷使され、更に東急では無いような高速運転でかっとばす運用にも使われ、最後まで酷使され続けました。
名鉄に旅立つ前、雪ヶ谷のヌシとして悠々自適に通勤輸送に勤しんでいた頃の姿が再現されています。窓の高さが高くなり、東急の更新車らしい雰囲気を出しています。
譲渡されてしまったため、3500形のように張り上げ屋根化されることなく雨どいが周っています。
ホロ枠が残っている状態が再現されています。こうなるとホロを付けたくなってきてしまいます。