穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Märklin 83342 DB 111 018-8 "Graffiti" Ep.4 その2

デルタ

 この落書きマシンは、当時デルタ仕様のみの設定でした。今となっては珍しいものですが、中途半端なデジタルがあっても仕方がないので、以前青山のお店で手に入れておいたモーターキットと手持ちの部品を使ってDCC化します。もちろん2線式化改造も行います。

 その前に、デルタの機構の記録を。

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 架線集電と第3軌条集電の切り替えスイッチは、メルクリン旧来の構造。モーターも交流モータです。回転子は3極。アナログ機の場合は右側に逆転器が載っていますが、デルタでは制御基板が搭載されています。

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 このマシン、中古で入線したのですが、ちょっとくたびれた箱の外観とは異なり、走行歴はほとんど無さそうな雰囲気。モーターも至極キレイでした。

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 90年代製品のためか、尾灯が追設できるようスペースが準備されています。これはルフトハンザマシンと同様です。基板上部のダイオードのところに配線を追加すれば、尾灯も追設ということでしょうか。でもこの基板は撤去するので深追いは止めました。

 

・・・次回へ続く。