代替品とし十分か
ギュットルトの経営が怪しくなってから、市場に旧DDR末期の貨物用電機の供給が途絶え、品薄感があった頃、ロコからその穴埋めのように本製品が発売されました。
今では試作車の001号機も含め、多彩なバリエーションが発売されていて、ギュットルトの製品が無くても十分揃うようになりました。
ロコ復活後の最近の新製品ということで、随所の細密感は十分であります。
この製品は、パンタグラフがDSA200に交換されている104号機のモデルですが、補修部品として購入したDSA200とは、若干台枠の形状が異なるようです。
旧DDRの単純なスタイルですが、少々正面の形状には凝っていて、現在の絆創膏塗装も意外に似合っています。
屋上は80年代前半のマシンらしく、まだ多くの危機が搭載されています。空気タンクが2本あるのは、少々珍しい部類になるでしょう。
このマシンの運転室は、結構窓が大きくて開放感がありますねえ。早めに淘汰される計画であったと2000年前後に聞いていましたが、いまだ活躍しているマシンも多く、意外に使い勝手が良かったのかもしれません。
