選定はタルキスで
215型というチョイスも渋いですが、初回発売は一気に2色。穂のでんでは華やかなブルー&ベージュ色が入線しています。
ボディはダイキャスト製で、重量感たっぷり。ディテールは現行のロコ程度(というか、発売後にロコがESU製品にレベル合わせするよう全面改良した)。いわゆるV160ファミリーはポピュラーな存在のため、151型と同様各社での発売時期が70年代と早期のため、製品としては古臭いレベルの再発売が続いていました。
その中で、このレベルの製品が発売されましたので、各社は相当焦ったでしょう。
ESUよりも1年早く、全面改良してBR218を発売したメルクリン/トリックス製品は、出来も良く細密感も以前よりも増し、好製品として人気が出そうな感じでしたが、翌年にこの製品が発売されたためか、一気に塗り替え製品濫発の状態になってしまいました。
ルーフ中央のグリルの部分には小判型スピーカが設けられ、大きなサウンドが得られます。煙突には発煙装置が装備されていて、オイルをスポイトで注入しファンクションをONにすると、走行に応じて白煙たなびく走行が可能となります。
この白煙が、実にオイリーな香りで、まさに実物の横にいる雰囲気が味わえます。
・・・・次回へ続く。