穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

少数族

2扉セミクロスシート

 古くはデハ43200での割付けである由緒正しい2扉セミクロスシート車は、新性能車では少数派。新造車では417と713の少数製造のみ。後に同様の割り付けで改造族の717や413が加わって、その族は増加したものの、如何にせん地方用ということもあり、いまだに少数族。

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 さてオリジナルの417系は、本家のJRでは廃車になって消滅と思いきや、福島の地に1本のみ残存し、残り僅かの余生となっています。

 さて仙台駅で捉えたこの姿は、本領を発揮した時期のもの。オリジナルのあずき色の塗装のまま、前方3両のNo.1編成は冷房準備工事のまま、後ろ3両のNo.4編成が冷房化改造され、あるべき姿になった状態。この後仙台色に塗装変更されたので、今となっては貴重な混結編成の姿になっています。