Siemens ES64F
失敗作だといつも書いているこの152型ですが、車体はすっきりしていて貨物機らしい好ましさがあります。
DBでは101型に続いて登場した新形式シリーズの第2弾になるわけですが、貨物機前提として登場したため主電動機がツリカケ式の換装方式を採用してコストダウン化しています。GTOインバータの変調音と豪快なツリカケ音を発するのは、個人的に好ましいです。といっても後期増備の車両はIGBTインバータに変わったため、変調音は少し静かです。
実機の登場後程なくして、メルクリンとリマから模型が発売されましたが、当時は新形式機を導入する余裕もなかったことから、スルーをしていました。リマが倒産後、2線式マシンで市場に出回るのはトリックスくらいしかないため、少々商品に難のありそうなリマが売れ残っていることもあり、手出しするのは止めていました。
2010年になり、ようやくロコから2種類の塗装のマシンが発売され、穂のでんではRAILIONロゴのマシンを導入しました。新生ロコの製品なので、各所細密化が進んでいますが、DCCデコーダは8Pのままです。
後発マシンなので、パンタグラフも細密化されてモノが使用されています。屋上はとてもスッキリしています。