旧DRのCC貨物機
ちょうどDBで151型が増備されている頃、DRでは、この155型が増備されていました。東独マシンらしく、直線主体の構成による車体構造で、製作コストを削減していることが窺えます。
こちらのマシンも比較的使い勝手が良いのか、旧西独地区にも進出して、廃車が進んだ現在でもなお各地で活躍しています。
このスタイルこそ、現在の189型などに通じる原型のような気がします。
さて、今でこそロコから決定版ともいうべき製品が発売されていますが、当初はギュットルトからの発売のみでした。
それでも塗色で様々なバリエーションが発売されて、お好みの時代のものを選択することが出来ました。ギュットルトらしくギア割れの不具合がつきものですが、一応走行には支障ない状態になっています。最近の製品はどうなんでしょう。
このギュットルトのモデルは、面白い製品で、アナログマシンでも、前灯尾灯の白熱球が、ほぼ一定の明るい照度で点灯するような不思議なバランス回路が構成されています。解読していないので、どのような回路構成かわからないのですが、実に不思議です。
DCCデコーダを搭載すると、その回路は意味をなさなくなるのですが、面白い製品です。