エープリルフールモデルの代表作
伝説のモデルである青い120型電機。アナログモデルのみの発売だったため、今のモデル環境では少々扱いづらい存在ではありますが、デジタル化して第1線に復帰させるのが穂のでんの環境。
ということで、アナログ部分の下回りは、入れ替えた車体側へ引き継ぐことにして、こちらにはハモマシンをデジタル化した足回りを復帰させます。といっても完全コンパチなので、単に入れ替えるだけ。
手入れの完成形となります。経緯は紹介した通りなのですが、もう一度まとめると
1.パンタグラフの交換。 2.ワイパーのパーツ化。 3.運転台の再現。 4.尾灯の追加とライトのLED化。 5.DCC化。 6.前面手すりの真鍮線化。 7.前面ジャンパ栓のパーツ化 8.1端のダミー化 9.下回りの塗装。
Ep.4でBR120型の新車時、パンタグラフは赤塗装が正規でありますが、実機の存在しないこのモデルでは、パンタグラフはメルクリン製品の黒メッキ仕上げというのが正規という感じになってしまうので、ロコパンタに交換してもジャーマングレー塗装に仕上げて、メルクリン製品らしさを残しました。
前面のワイパーをパーツ化したのは、製品のモールドが貧相なのと、現車の収め位置と異なることから、最近の製品の仕様に合わせるため。パーツはロコの111型の余剰品を銀塗装して装着。120型のワイパーアームは新造時は銀色ですが、2000年前後から黒の品物に交換されています。最近は黒塗装仕上げのアームが大部分なので、定期交換と共に銀色が無くなっていったのでしょう。
ワイパアームの収め位置は、登場直後はE233系のように窓下としていたようですが、だんだんと窓横になることが多く、90年代中盤には完全に窓横に置いたパターンになったようです。
・・・次回へ続く。