チョン行
丸ノ内線の中野坂上～方南町の区間運転は、３両編成の特別な電車です。今でこそ専用に準備された02系の８０代が６本運用されていますが、それよりも前の世代は、本線のお古が周ってくる掃き溜め区間でした。
穂のでん坊やが学生だった頃は、銀座線のお古の全盛期。室内灯が停電しないはずの丸ノ内線であっても、こちらの車両は定石通り停電しながら走っている、電車らしい電車でした。
この２０００形シリーズは、単車で走行できる銀座線最後のシリーズ。両運の１９００形（写真右）は、わずか２両の製造でしたが、２０００形は平成の御代まで活躍したシンプルな車両で、今でも銚子へ行くと乗ることが出来る名車となります。
こんな感じで９０年代初頭まで３両の赤車体白帯で、中野界隈をチョコチョコと動いていました。もう四半世紀前の話になってしまっています。
