印刷なのかデカールなのか?
このようなラッピング車のモデルを見ていると、車体へのプリントがどのような手段を用いているのか、?であります。
ピコのEM2008シリーズでは、明らかにデカールを貼り付け、その上にクリアを塗装しているように見受けられました。メルクリンのこのマシンは印刷のようです。
よく、タンポ印刷なる方法で標記などをプリントする、というのが定石のようでしたが、これだけ大面積ともなると、かなりの技量が必要になるでしょう。
印刷ですので、乗務員室扉周りなど、凹んだ部分には色が周らないのが欠点です。
ラッピング車で複雑な模様が再現された車体となると、色入れ追加なども相当な技量が無いと、見栄えが悪くなります。
ということで、このようなモデルは車体の手入れはとてもやりづらく、パーツの交換程度でお茶を濁すことになってしまいます。
おしまい。