穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Fleischmann 864355 DBAG 101 067-7 "Fifa WM 2006"

珍品入線

 運良く入線をしましたので、早速整備を致しました。

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 フライシュマン末期の良製品、101型です。車体はプラ製で、手すり類はすべてモールドなのですが、程よい塗り分けで、一見モールドとはわからないくらいです。

 また台車の牽引装置を凝った表現にしていることも、発売時の売りでした。ショートカプラー機構も内蔵され、車体と動力の分離も容易で、実に扱いやすいモデルです。

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 走行歴は、試走程度と見受けられましたので、動力周りの整備は不要。下回りはDCCデコーダの搭載のみの手入れで済みました。屋根上のパンタグラフはゾマフェルド製のタウラスと同じ製品。フライッシュマン向けのためか、101用のためか、架台と下枠は美しいニッケルめっき仕上げ、上枠は黒色めっき仕上げの豪華品がついていましたが、実車は灰色塗装のため、手持ち(昨日のピンクパンサーから捻出)のゾマフェルド製に交換しました。

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 車体は、多分箱から出して展示に置いてあったと思われ、埃が結構屋根上に付着していましたが、パンタ交換の際にハケで綺麗に除去。念のためオキシドール+綿棒で磨いてみましたが、汚れは無くキレイそのもの。唯一片面の一部にケースの発布スチロールの付着跡で荒れている部分がありますが、それほど目立たず、特に手入れはせず。上からツヤクリアを上乗せすれば、多分消えると思いますが、まあやるほどでもないか、という状況。

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 旧フライシュマン社のモデルは入線実績が少ないのですが、良品が入線してラッキーでした。