記念車
この200号機は、以前にも別のラッピングで紹介したことがあるマシンですが、実に特異な変遷をしている特別な機関車です。
200号機という節目番号だったためか、塗装は当時のIC用客車と同じ塗り分けになりました。2004年の登場時にロコ社との共催で、実機と同じ塗装としたHOゲージのモデルを350台準備して、それを全部連結して実車を牽引するというイベントをやりました。
実機を動かすことは成功し、この時に使用したHOのモデルは、品番63822としてシリアルナンバー付で発売されました。
実機はその後、写真のように絵画が両面にラッピングされて、ゼンメリング峠150周年記念号として運用投入されました。
ロコで一般発売されたものは、この絵画付きのバージョンになります。このマシンは当時の銀座3Fに陳列されていたものが、運良く入線しました。
その後2007年に、200号機はレイルジェットの試験塗装車に衣替えしたのは、以前に紹介した通りです。
ということで、このマシンは今まで一般塗装になったことが無いマシンである、というわけであります。