手入れは少々面倒
今回は、この製品ならではの欠点を多少補う手入れとなりますので、パーツ交換以外にも多少の作業があります。
このガラスの凸で表現されたワイパーに対して、ワイパーのパーツを追加するのと、窓下に太く1本モールドされた手すりを、手すりパーツに交換するという以前紹介した204号機の加工の他・・・
ラッピングを印刷表現した部分で、凸凹モールド部分は大胆に省略されて地色になっている部分に色を追加するという、少々面倒な色差し作業が必要となります。
パンタグラフも、ゾマフェルド製のものから再交換するため、穴を開け直したり埋め戻したりします。
色合わせも必要なので、微妙に異なる青系の塗料や赤系、黄色系の塗料を少量ずつ筆先で混ぜ混ぜしながら、絵画の如く色の追加作業をしていきます。
面倒な作業なので、毎晩少しずつ、気が向くような感じで色を追加していきました。
・・・次回へ続く。