初期入線車
エレクトロトレンの車運車はもう1両所属しています。
車体は青塗装で、搭載されている車は4台です。入線当初は12台搭載されていたと思いますが、経年で散逸してしまっています。
入線は1979年。穂のでんの外国型車両の最初の入線の一群です。この時はスペインに出張中の家族が現地のデパートで大量に購入し、当時は一般家庭では珍しかった海外郵便小荷物で届きました。今のようにリアルタイムで荷物の居場所がわかるシステムとは違う、のんびりとした時代のことです。
カプラがNEMポケット準拠に改良された以外は、車体の構成は全く変わっていません。前後の上段のフラップを動かすことが出来ます。少々車体が軽いためか、Sカーブなどでは中間台車が脱線する場合もありますが、線路が整備されていれば気になるほどでもありません。
長年の使用?で、車の散逸の他、各部位の劣化が見られましたが、プラ自体の劣化はなく、綿棒とオキシドールによる念入りな清掃で、きれいに蘇りました。車輪のミガキや連結器の曲げ修正も行い、ミニと一緒に連結しても遜色がないようになりました。