穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

ÖBB Webshop Modelle その4

モシモシ112

 ウェブショップでタウラスを販売し始めたのがいつ頃なのか、はっきりとは知りませんが、一時期当時の神保町のお店に入荷することもありました。

 縁あって最初に穂のでんに入線したのは、モシモシ112です。といっても適当な命名で、欧州では「POLIZEI」と呼ばれている警察モノです。日本でいえば「パト電」というところでしょう。

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 この頃はRailAD社という存在を知らず、どこのメーカーの製品なのかわからないユーレイと理解していましたが、そのうち新興メーカー?というか、新しい業態というか、とにかく珍しい製品であることがわかりました。

 何となくイェーゲンドルファーのような車体のつくりでもありましたが、動力ウェイトの形状やプリント基板の構成が異なるので、それとも違うかあ~とも思ったり、プリント基板の構成は、最近のピコのものに似ています。少なくとも中華系のメーカー製作によることは間違いないようです。

 まさか、コンスタントに塗り替え製品を出してくるようになるとは、想像もつきませんでした。

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 初期の製品の特長は、パンタグラフの舟のホーンもプレスで表現されているところです。ゾマフェルドのものとは異なり本格的な集電は、あまり考慮していない構造なので、細い部材に仕上がっています。現在ホーンはロコのパンタのように洋白線による構成に変更されています。