事業者自ら販売
日本では、Nゲージの鉄道コレクションが事業者自ら販売するモデルとして定石となってきています。穂のでんでも結構入線しています。
さて、タウラスでも事業者発売のモデルがありまして、レールジェットにも該当マシンがあります。
この251号機は、レイルジェットの運行本数増加に伴い2012年に追加改造されたパターンとなります。カウルやパンタ増設が省略されていることから、どちらかというと当初の201号機と似た存在となっています。
しかし、レイルジェットカラーとして登場して1年も経たずして、この「SKI Austria」ラッピングに客車もろとも包まれてしまい、更に異色な存在となってしまいました。
1エンドは連結面なのでブラックフェイスとなっています。裾部の白塗りが残されているところが、レイルジェットマシンを主張しています。
2エンドは正面ですので、しっかりとラッピングされています。レイルジェットのロゴは無くなっています。
ラッピングカーの左右同じデザインとしては珍しく線対称配置のデザインとなっています。編成でのデザインなので、統一性を求めたのでしょう。
ÖBBの発売ですが、模型担当はRailAD社。日本にも青山のお店に入荷して、ショーケースに彩を添えています。穂のでんでは別ルートで入線しました。
RailAD社の他のマシンと同じつくりでして、塗り替え製品となります。肝心な牽引される客車のラッピング車が発売されていないので、今のところ1台で細々と動いています。