量産改造第1陣
2008年の運用開始に備え、本格的に改造が開始されました。その第1陣として8両追加改造されました。この208号機はその中の1両です。
本機は「独逸魂」の命名されました。ロコから2010年に発売となった本機(製番62361)から、模型としてリフレッシュされました。細かい部品の細密化やライト類のLED化が図られましたが、DCCデコーダが新規格のPluxピン対応となったのが一番大きな変更でしょう。発売当初はPluxピンのデコーダを国内で発売しておらず、またその存在もほとんど知られておらず、欧州でもまだ発売されたばかりという状態で、穂のでんでも追加発注して入手するまでの1か月程度はアナログのまま走らせていました。
モデルの改良で、サウンドスピーカーの設置場所も十分に確保され、デコーダの搭載が楽となりました。最もこの製品の後からは、サウンドが標準化された品番も準備されるようになったため、それほど心配する必要もなくなりました。
床下のカウルが目立ちます。こそっと機器が覗いているところも、しっかりと表現されています。
最近になって、増設パンタを交換しました。製品のままだとホーンの長さが他の2個と同じで、SBB入線仕様にならないので、別途補修パーツを取り寄せたのです。
残念ながら、製品本来のパンタのめっきの質が悪いのか、5年経った今では少々変色しており、交換したパンタとの銀色の違いがはっきりしてしまいます。
でも、それが実車の改造直後の状態を再現しているようで、まあいいか、と思う次第でもあります。