Jägerndorfer 70300 3両セットより
ピコの製品は、実車の登場から時間をおかずに発売するケースも多いのですが、イェーゲンドルファーの製品は、会社の資金繰りの関係もあるのか、ようわからん発売時期や販路であり、入手が容易な場合と極端に苦労する場合と、落差が激しいのも特徴です。
さて、
イェーゲンドルファーはタウラスを多数発売しているので、塗り替え製品となりクオリティも安定しています。このレイルジェット試験塗装機は3両セットとして限定販売?されました。
ピコの製品と異なり、「ab 2008」というレタリングが外された2010年5月ごろのスタイルを再現しています。3両ともこの時期に外され、035号機が最も早期の2010年秋には一般色に戻されています。よって
この品番70300は、サブタイトルとして"Spring 2010"とでも命名しましょうか。
イェーゲンドルファー製品の塗装は美しく繊細に出来ています。シルバーの落ち着き具合が好ましいです。
ロコの製品とは細かいところで構成の違いが多く見受けられます。微妙な嵌め合いの誤差はロコよりも目立ちますが、
遠目に見る分には、隙間が発生する部分も少なく、まとまり良く仕上がっています。パンタグラフのめっきも品質が安定していて、ロコのように製造時期によるばらつきがありません。
ベーシックモデルのみの発売でしたので、Loksoundを別途準備してDCCサウンド化改造をしました。その他は製品オリジナルのまま、クオリティが高く、比較的コスパも良い製品です。