魔の大量レタリング
前面窓のHゴムが黒いのが全く気に入らないので、灰色の色差しをします。
左側が色差し後、右側が色差し前です。灰色のHゴムは経年に弱く、5~6年も使用していると表面が脆化してボロボロになりました。現在はHゴムを使用する場合は黒色のクロロプレンゴムを使用し、比較的経年にも強くなっています。
8000系については、方向幕の自動化工事に合わせて、Hゴム類の交換が行われ、灰色から黒色になっていました。
今回再現する編成は、方向幕自動化前の編成姿ですので、Hゴムはすべて灰色化します。
さて、この時代の東急の両扉車の外見的な特徴のひとつに、扉窓のステッカーがあります。ちょうど8090系が登場する直前から変更が始まって形が変わりましたが、それより前の1970年代の代表的なスタイルが決まっています。
ちょうどトレジャータウンから、このインレタが発売されていますので、今回はこれを使ってみることにします。しかし穂のでんはインレタの施工を不得意とする工場でして、扉の枚数が大量であることと、腕の悪さで、四苦八苦することになります。
・・・次回へ続く。