屋根を仕上げる
今回の最大の特徴を出す屋根は、先に仕上げてしまいます。
パンタグラフは安価なトミックスのPG16を使用し、PT42らしく見せています。濃い灰色に塗装した屋根のデハ8100のパイピングは、薄い灰色で色差しをし、VE管のように見せています。この時代はHI管を使用していないので灰色でOKです。
偶然にも、4/5次車が今回のターゲットだったので、ランボードを削る必要はありませんでした。クーラーは灰色9号に塗装してから、網部にアクリル塗料で墨入れしておきます。濃い灰色屋根の車には、黒の墨入れ、薄い灰色屋根の車にはライトシーグレーの墨入れとして、経年の差を出しています。
先頭車の無線アンテナは、これも4/5次車はパイピングが不要なのが良いです。偶然にも2本アンテナ車であった8031Fのモデル化ですので、ちょっとカッコよい編成になります。8045Fの方は後位寄りのアンテナは台のみの準備工事ですので、本体部分は切り落としました。
車体は手入れをほとんどしないので、屋根を装着してしまいます。
すでにデハ8100の妻窓のHゴムは、灰色の色差しをしています。8500系セットのデハは黒色ではなかったので、色差し不要です。いったいどういう製品の設定なんでしょう。
・・・次回へ続く。