設定が絞れず
先頭車はクハ。正面貫通扉の上角が丸い縁取りの2次車以降のモデル。
空調のキセは中間車と同じ。無線アンテナは別添パーツを各自取り付けするようになっています。無線アンテナの配管を再現する必要がある場合は、各自創意工夫です。
通過表示灯はモールド表現、もレンズになっているようで、これはライト組込マニアにとってはウレシイ構造です。3枚窓のHゴムは、こちらでも黒い表現。行先表示器窓のHゴムは色差し無のようで、さてさて、これでは白地の方向幕が死んでしまいます。2008年の記念運転編成でも再現しろということでしょうか・・・。
IRアンテナの取付座跡がありませんので、中間車化経緯のある先頭車の再現の際は、これも各自工夫となります。
台車はパイオニアタイプ。これぞ8000系クハの証ですね。MCドアと第1扉までの間隔が広いのが、8000系の特徴でもあります。
また奇数号車には、MGもしっかり搭載されています。これもかつてのクハの再現には必要。
ということで、パーツ類の再現は、極力昭和50年代という設定となっていますが、Hゴムの塗装が黒という設定であると、側面の表示幕が整備された昭和55年以降の、我々沿線住民小学生の間で「ニューはっせん」と呼ばれていた改修車として仕上げるのが、最も手入れが少ない整備となりましょうか。
すでに穂のでんに入線させるターゲット編成は定まっていますので、それぞれに向けて、それなりの手入れを今後していくことになります。これも完成までには、長い経緯をたどる(といっても、大部分は棚の中で眠っている)ことが予想されます。
・・・とりあえずおしまい。