穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 51518 DBAG 141 368-1 Ep.5

最終姿

 E41は戦後型のシリーズでは早めの2006年に営業運転を終了しました。E50が2003年でしたので、155型や143型の統合、EMUの普及というところが大きな要因でしょう。

 さて、昨年ピコから発売されたE41シリーズは、廉価版であるにもかかわらず出来が良くて好評裡に完売するような状況のようです。今年は3形態が発売されましたが、そのうち2形態が穂のでんに入線しました。

 まず、最終形のEp.5仕様で、一般的な形状の368号機から。

f:id:abebecchi:20151116233713j:plain

 以前に紹介したフライシュマンやトリックスの同時期Ep.5モデルと比較しても、形態違いなどがありますが、遜色のない出来栄えとなっています。

 f:id:abebecchi:20151116233828j:plain

 正面窓や側面扉の上にある水切りが、黒印刷で済まされているところは、廉価版たる所以を唯一示す部分となっています。写真では窓上がなぜか擦れていますが、製品はしっかり印刷されています。画像を縮小した際に擦れてしまったようです。

 正面1位の端バリの連結器のみ、モールドをだったものを穂のでん仕様のロコパーツに付け替えました。

f:id:abebecchi:20151116234126j:plain

 昨年購入した製品で、デコーダを載せるのに少々苦労した(車体と動力ユニットの分離)ため、サウンドモデルを購入しました。サウンド等のファンクションは26種類!も用意されているので、Z21のタブレット設定をするのがちょっと面倒です。でも様々なサウンドが搭載されていて、とても魅力的です。

f:id:abebecchi:20151116234346j:plain

 音量も大きく、秋の夜長の作業では少々子供達の安眠妨害になりそうな勢いです。ブレーキエアーの緩解音がとても機関車らしくて、これは日本の機関車とソックリな雰囲気であり、とてもとても魅力的です。

 フライッシュマンの改良品も良いですが、お値段も考えると、とてもコスパに優れた製品です。今年最後の大型製品である103型も発売されたようなので、そちらを楽しみにされている向きには、当分ピコの動向には眼が離せないでしょうネ。