部品の流用複雑
今回はE10の改造を一度に複数両手がけることにより、部品のやりくりで改造の省力化を図ることも目的にしています。
今回の車体の最大の見せ場である側面の旧型ルーバーは、E10.1から取り外したものを流用します。また屋上のモニタ屋根部分も、部品が共通のため再塗装の手間を省くために、同型機と入れ替えします。前面窓についても、周囲の固定枠部分のシール材の色を灰色のものにするため、E10.3の窓と交換します。このような部品の融通によって、手入れをする手間を省きます。
今回はデカール類についても、少し改良を加えました。色についてはRALから色度座標を変換し、プリンターの特性も加味してジャストの色に極力近似となるよう、一発で色が決まるようにしました。
DBのロゴについては、プレート式の再現をするのに必要なエッチングパーツの在庫を使い切ってしまったので、今回はA-oneの「手作りステッカー」メタリックシルバータイプという商品をヨドバシで購入し、使用してみました。写真に写り込んでいるように仕上がります。結果としてこれは成功しました。
標記類を車体に貼付すると、こんな感じになります。まあ、良い感じに仕上がりますね。
実物機の写真と見比べてみたりしています。模型なので、使用感の表現まではしていません。まあ、こんなもんで良いかと納得したら、部品の復帰で再組立てとなります。
・・・次回へ続く。