穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

お座敷運転

昔はタタミ今はじゅうたん?

 HOゲージとなると、お座敷運転がデフォルトでした。今や日本では走らせて楽しむご家庭は、限りなく少数となってしまいましたが、40年ほど前は全国の都市のデパートでは、大概16番の鉄道模型売り場があり、カツミやエンドウの車両と金属道床線路を売っていたものです。

 穂のでんでも当初はそのような運転環境であり、畳の段差での脱線を気にしながらレールを置く位置を考えていたものです。

 時は移り、家も変わり、10年ほど前はじゅうたんを敷き詰めた部屋か、フローリングの部屋のどちらかで、カトーのレールを組み立てて、当時は小さかったチビと運転を楽しんでいたものです。

 うちのチビは、怪獣に化けることは無くお行儀よくギャラリーをしたり運転をしたりしていました。これは遺伝なのか・・・。

f:id:abebecchi:20151004002313j:plain

 機関車の虫干しも兼ね、客車の編成は変えずにカマだけ付け替えて走らせまくりました。

f:id:abebecchi:20151004002828j:plain

 場合によってはヤードをたくさん生やして、列車を沢山仕立てることもできます。

 

 つまり、お座敷運転の最大の魅力は、好き勝手に線路を敷いて、ルートも変化させてなど、時系列で変化が簡単なことなのであります。特にデジタル運転ともなれば、ギャップなどの面倒な回路を考える必要もなく(リバースが無ければ、ですが)、カトーの線路であれば電圧降下だけを気にしてあげれば、何とかなるというところでしょうか。

 そう、カトーの線路は電圧降下が激しいので、8連が直線に埋まるエンドレスになるとちょっときつくなります。